完全無料で使えるFAQシステム
完全無料で使えるFAQシステムは、まずコストをかけずにFAQ運用を始めたい場合に向きます。一方で、利用人数や機能などに制限があるケースもあるため、無料条件を確認したうえで比較することが重要です。
| 確認観点 | 見方の例 |
|---|---|
| 無料条件 | 無料プラン/OSSなど、どの形で無料か |
| 制限 | 利用人数・登録件数・機能などの上限有無 |
| 検索/分析 | 検索のしやすさ、利用状況の把握(分析)の可否 |
| サポート | 無料利用時の問い合わせ手段や支援範囲 |
| 拡張性 | 将来の有料移行やデータ移行のしやすさ |
ここからは、無料プランのあるFAQシステムのほか、FAQサイトを自作したい方向けのオープンソースFAQシステムも紹介します。
Jira Service Management
- AI搭載の単一プラットフォームでIT、開発、ビジネスチームを統合
- AIエージェントでサービス管理をさらに効率的に
- 高いROIと素早い価値提供のスピード
アトラシアン株式会社が提供する「Jira Service Management」は、ITサービス管理や業務リクエスト管理を行うクラウド型ツールです。インシデント管理、問題管理、変更管理、リクエスト管理などの機能を備え、IT部門と開発部門、ビジネス部門の業務を単一プラットフォーム上で管理できます。
Tayori (株式会社PRTIMES)
- プレスリリース配信のPR TIMESが開発。
- 大切な想いを届ける「お便り」がサービス名の由来。
- 紙飛行機で日本記録を達成するプロジェクトを実施。
phpMyFAQ
「phpMyFAQ」は、日本語にも対応したオープンソースのFAQソフトウェアです。質問と回答を投稿し、承認すればFAQを公開できます。ユーザーやグループへの権限設定、使いやすい検索機能、Twitterアカウントとの統合など、無料ながらさまざまな機能を有しています。
完全無料の範囲で不足しそうな場合は、無料トライアル付きの製品も含めて比較すると、要件に合う候補を絞りやすくなります。
FAQシステムをまとめて比較したい場合は、ITトレンドから一括で資料請求できます。無料プランだけでなく、無料トライアル対応製品もあわせて検討すると、導入後のギャップを減らしやすくなります。
無料トライアルが使えるFAQシステム
無料トライアルは、一定期間だけ有料相当の機能を試し、導入効果を検証したい場合に向きます。検索性や運用のしやすさは、実際に触れてみると判断しやすいため、短期間でも検証設計を用意しておくと安心です。
| 確認観点 | 見方の例 |
|---|---|
| 無料条件 | トライアル期間、申込み方法、検証環境の範囲 |
| 制限 | 試用中のユーザー数・登録件数・機能制限の有無 |
| 検索/分析 | 検索のヒット精度、利用状況の可視化(分析)のしやすさ |
| サポート | トライアル中の問い合わせ可否、オンボーディング支援の有無 |
| 拡張性 | 本契約後の運用イメージ、連携や権限管理の考え方 |
ここからは、無料トライアルが使えるFAQシステムを紹介します。導入前に操作感や機能を確認し、現場にあったものを選択してください。
Helpfeel(ヘルプフィール)
- 検索ノーヒット率0%のAI-FAQで、“使われないFAQ”から脱却
- FAQ運用の専任担当がいなくてもプロチームがナレッジ運用を伴走
- 継続率99%!生成AIを安全に活用し既存システムとも連携
株式会社Helpfeelが提供する「Helpfeel(ヘルプフィール)」は、AI検索技術を活用したFAQシステムです。顧客向けFAQや社内ナレッジ検索に対応し、自然文検索や検索ログの分析機能を備えています。既存システムとの連携や、FAQ運用を支援するサポート体制も提供されています。
ナレッジリング
- 業界最安クラスの価格帯で圧倒的コストパフォーマンスを実現
- 専門的な知識・難しい操作は不要で誰でもカンタンに利用可能
- 「ファイル内検索」など必要な情報がすぐに見つかる環境をご用意
株式会社CBITが提供するクラウドFAQシステム「ナレッジリング」は、コールセンター業務を支援する機能が充実しています。曖昧なワードでの検索やファイル内検索に対応し、オペレーター同士が相談できるコミュニティ機能などを搭載しています。
SyncAnswer (株式会社SyncThought)
- 管理画面から簡単作成!ブログ感覚でFAQを作れる
- お客様の声を可視化!潜在ニーズを明らかに
- マルチデバイス対応でスマートフォンからも快適閲覧!
AI-FAQボット (株式会社L is B)
- 事前学習が不要、Q&AのExcelファイルをアップロードするだけ
- Teams、Slackなどのグループウェアやビジネスチャットと連携可能
- 言葉の揺れを自動的に学習、2回目からの回答の精度が向上
なお無料にこだわらず、できるだけ多くのFAQシステムを比較検討したい、という方には資料請求の活用がおすすめです。価格や機能、特徴を整理するのに最適な比較表の作成が無料で行なえます。
無料FAQシステムの注意点
次に完全無料FAQシステムを利用するにあたって、注意点を解説します。
機能や利用人数の制限がある
無料FAQシステムは、使える機能や利用人数に制限を設けている場合が多いです。登録できるFAQ数やユーザーアカウント数に上限がある製品も少なくないでしょう。
しかし制限により利便性が損なわれるのであれば、有料プランを申し込んだ方が得策かもしれません。機能を拡張するために別途費用が発生する見込みもあるからです。
また、「無料プラン」なのか「無料トライアル」なのかという点にも注意しましょう。一般的に、無料プランの場合は機能や利用人数に制限が設けられてはいるものの、永年的な利用が可能です。一方、無料トライアルの場合は利用日数の制限が設けられています。
無料トライアルは、あくまでも導入前のテストという位置づけです。利用規模が大きく、有料プランを検討している場合は、失敗のないよう積極的に活用しましょう。
オープンソースはライセンスに準拠する必要がある
オープンソースなら導入費はかからないので、コスト削減につながります。しかし、定められたライセンスに準拠する必要がある点に注意しましょう。
オープンソースは、個人や組織によって開発されたシステムの枠組みのようなものです。自由度の高さが魅力な反面、導入やカスタマイズのハードルが高いという難点も伴います。
なお、オープンソースのライセンスは70種類以上です。一例としては、以下のようなものが挙げられます。
- ■Apache v2:著作権および修正箇所表記必須/商用利用や修正・配布可能/トレードマークの使用不可/責任免除
- ■MIT:著作権の表記必須/商用利用や修正・配布可能/法的責任免除
それぞれのライセンスによって必須項目や許可されているもの、禁止されているものが異なります。ライセンスに準拠しない使用は、開発元から訴えられる可能性もあるため注意が必要です。
無料でつまずきやすいポイント(移行・運用・セキュリティ)
無料で始める場合は、次の観点も事前に確認すると安心です。
- ●将来の有料移行や、他製品への乗り換え時にデータを持ち出せるか(移行可否)
- ●運用担当者の工数が増えないか(FAQの作成・更新フロー、承認、棚卸し)
- ●社内FAQで必要な閲覧権限やログの考え方に合うか(セキュリティ)
制限や運用不安がある場合は、要件を整理したうえで候補を比較すると検討が進みます。まずは無料診断で、用途に合う条件を整理することも有効です。あわせて、気になる製品は一括資料請求で情報収集すると、比較の抜け漏れを減らせます。
簡単な質問に答えるだけで、最適なシステムを案内します。
無料で今すぐ利用できますので、下のリンクから診断を開始してください。
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FAQシステム導入のポイント
無料FAQシステムに限らず、FAQシステムをはじめて導入する場合は以下のポイントに気をつけるとよいでしょう。
顧客の疑問を正確に把握しておく
FAQシステムを導入する前に、顧客や従業員が抱える疑問を正確に把握しておきましょう。すでにコールセンターやヘルプデスクがある場合、今までの問い合わせ内容からある程度顧客や従業員のニーズを掴めるはずです。
「どのような問い合わせが多いか」をリストアップしておけば、スムーズにFAQを作成できます。 システム導入後早期にFAQを立ち上げ、顧客や従業員満足度の向上につなげましょう。
FAQの作成・設定方法を把握しておく
エクセルにFAQをまとめている企業であれば、それをインポートできるFAQシステムがおすすめです。FAQを整備していなかった企業なら、テンプレートが備わっているFAQシステムを選択するとよいでしょう。以下の記事で紹介している製品にはテンプレートを掲載しているものもあるのでぜひご覧ください。
検索しやすいか確認しておく
FAQシステムによって問い合わせ対応を効率化するには、顧客に自己解決を促していく必要があります。つまり、検索性の高いFAQシステムでなければなりません。ユーザー視点で操作感や検索精度を確認しておきましょう。
検索ワードが思いつかないユーザーも多いので、閲覧回数が多い順にFAQを表示できたり、タグ検索ができたりすると便利です。
最適なFAQシステムを活用しましょう
問い合わせ対応の効率化や顧客満足度の向上にもつながるFAQシステムですが、無料で使う場合、多くは機能や利用人数に制限があります。利用規模に応じて、有料プランも検討するとよいでしょう。その際は無料トライアルの活用がおすすめです。
また、FAQシステムの導入に失敗しないためには、あらかじめユーザーの疑問を把握し、FAQの作成・設定方法や検索しやすいかを確認しておく必要があります。さまざまな製品を比較して、最適なFAQシステムを選定しましょう。



