リファラル採用ツールとは
リファラル採用ツールとは、リファラル採用を促進する機能が盛り込まれたシステムです。リファラル(referral)は「紹介」や「推薦」という意味で用いられます。リファラル採用は、社員が友人や知人を候補者として推薦し、企業が採用を行う手法の1つです。
求人広告・採用HP・求人サイトなどを介さず、全社員がリクルーターとなり、社内だけで行える採用方式として注目されています。多くの人材を一括採用するより、自社に適した人材を少人数採用する際に適した手法です。
リファラル採用ツールの主な機能
製品によりそれぞれ異なりますが、リファラル採用ツールの主な機能は下記のとおりです。
- ・求人情報共有機能:社員にリファラル採用の求人票を共有
- ・求人情報紹介機能:社員が候補者へ求人情報をSNSなどで紹介
- ・動機づけ機能:社員の活動をポイント化してランキング表示
- ・活動状況把握機能:採用進捗・応募実績・通過率などの可視化
- ・選考状況管理機能:候補者の採用状況の管理
- ・リクルーター管理機能:活動・未活動などの管理分析
- ・内定者フォロー機能:候補者に連絡し内定率を高める
リファラル採用ツールのメリット
リファラル採用ツールを導入するメリットを紹介します。社員・人事・企業にとってのメリットはそれぞれ異なりますが、よい人材確保に有益な手段です。
社員の負担が減り紹介数が増える
社員が紹介するリファラル採用は業務量を増やしますが、リファラル採用ツールを導入すると、社員の負担が減り紹介数が増えます。自社でリファラル採用を実施すると、自社の求人情報の入手、候補者への声掛け、候補者情報を人事と共有など、社員にかかる負担が増加します。
リファラル採用ツールには、社員・人事・候補者のコミュニケーションや情報共有が、円滑にできる機能が用意されています。そのため、社員が紹介するハードルが下がり、業務負担が軽減され採用活動が活発化し、社員が紹介する候補者数の増加につながります。
人事の業務負担が軽減する
リファラル採用ツールを導入すると、リファラル採用に関する人事の業務負担を軽減します。ツールを用いず人手でリファラル採用を行うと、多くの手順を踏むことになります。候補者の紹介・応募・選考・採用、それぞれのステップで社員・候補者・人事の間で頻繁なやりとりが必要です。
多くのステップで関係者が増えると、ミスが起きやすく、途中で立ち消えになるリスクがあります。リファラル採用ツールは、関連する情報やデータをすべて集約し一元管理可能です。採用状況や社員の活動状況が可視化され、人事の応対工数が減少します。
活動状況の把握・分析・改善ができる
多くの方法で行われる採用活動を、リアルタイムに可視化できるリファラル採用ツールは、活動状況の把握・分析・改善に貢献します。求人別の応募状況、社員の紹介状況、活動量の増減、イベントの結果などが入手できます。
正確な数値やデータにもとづいて分析することで、問題があればリファラル採用の課題を特定可能です。さらに、PDCAを繰り返し回すことで、採用プロセスを効果的なものへ改善し、より精度の高い採用活動が行えます。
リファラル採用ツールの比較ポイント
多くの機能やサービスが用意されている、リファラル採用ツールの代表的な比較ポイントを紹介します。導入目的や自社の環境により、注目すべきポイントが異なります。
進捗状況をどこまで可視化できるか
リファラル採用を成功させるためには、進捗状況を細かく取得して可視化することが大切です。リファラル採用は、社員が採用活動をしてから始まるため、求人情報の社員に対する周知度はとても重要なファクターになります。
さらに、社員の求人情報への参加率・応募者への声掛け数・アクセスログ、応募者数やページ閲覧数なども重要な情報です。これらのデータをリアルタイムに入手して、リファラル採用の進捗を可視化できるかを確認しましょう。
制度設計をサポートしてくれるか
効果的なリファラル採用を行うためには、制度や運用などの設計が必要です。これらをサポートするコンサルサービスを活用すれば、心強く業務をスムーズに進められます。闇雲にリファラル採用ツールを導入しても、人材の採用はうまく進みません。
社員に対するインセンティブはどうするか、採用までのフロー、選考方法など、多くの検討すべき事項があります。人事担当者が採用業務を行う場合と異なり、リファラル採用は全社員対象であるため、効果的に活動できるための制度設計が不可欠です。経験豊富なコンサルタントからアドバイスを受けて、自社にあう制度設計を行いましょう。
タレントプール機能は必要か
中長期的にアプローチできる、タレントプール機能は便利に活用できます。会社に興味を持った候補者、応募したが何らかの理由で今回は見送った候補者など、直近では採用に至らなかった優秀な人材を継続してフォローできる機能です。
優秀な人材は、キャリアを積むとさらにスキルが上がり、転職の意志が変わることがあります。タレントプールに人材リストを蓄積しておけば、プロフィールの更新や転職意欲度が高まったタイミングをリアルタイムに把握できます。
【特化型】リファラル採用ツール
リファラル採用ツールは、主に3つのタイプに分類できます。ここでは、リファラル採用を社内に定着させるために、リファラル採用機能に特化したツールを紹介します。
Refcome (株式会社リフカム)
- リファラル採用の活動状況を可視化し常に改善しながら運用可能!
- 専用ページのリンクを送るだけのわかりやすい紹介フロー!
- 850社への採用支援ノウハウで企業に合わせた支援を受けられる!
リファ楽 (オンサイト株式会社)
- LINEを使う採用システムなので簡単に紹介、応募できる
- パート、アルバイトの紹介にも便利
- 誰もが簡単に使えるシンプルな機能に絞って低価格を実現
MyRefer (株式会社MyRefer)
- アプリやSNSでワンクリック紹介!社員の負担なく運用可能!
- 協力率や紹介数を可視化し効果的なPDCAを実現!
- 退職社員の出戻り促進機能も充実!
【採用管理システム型】リファラル採用ツール
ここでは、採用管理システムにリファラル採用ツールが搭載されたタイプを紹介します。求人媒体など、すべての採用活動を一元管理すれば業務を効率化できます。
ビズプラ採用管理リファラル採用 (株式会社フューチャート)
- 社員が紹介しやすいUI
- 紹介者のインセンティブを管理する機能
- 採用進捗状況を可視化
HERP Hire (株式会社HERP)
- 業務に沿ったシームレスな体験で候補者対応がスムーズ
- 25以上の採用媒体と連携、応募状況が自動表示され一元管理できる
- エンジニアなど現場をを巻き込むスクラム採用が推進される
【SNS型】リファラル採用ツール
ここでは、人の繋がりをベースとするSNS型のリファラル採用ツールを紹介します。応募者はSNS感覚で使用して情報を随時更新しているため、企業はタイムリーにアプローチできます。
YOUTRUST (株式会社YOUTRUST)
- 約500の社外コミュニティで交流可能
- あなたの意欲に合わせた転職・副業スカウトが届くサービス。
- 有名経営者や若手の本気の記事が読める。
リファラル採用ツールを導入して採用の強化と負担軽減を!
リファラル採用ツールは、社員の紹介や推薦によって、企業が採用を行うために有益なシステムです。比較する際は、進捗状況の可視化・制度設計のサポート・タレントプール機能を確認しましょう。導入メリットは以下の3点です。
- ・社員の負担が減り紹介数が増加
- ・人事の業務負担が軽減
- ・活動状況の把握・分析・改善
以上を参考にして、自社に適するリファラル採用ツールを導入し、採用の強化と業務負担軽減に役立ててください。


