アプリ版オンラインストレージのメリット
オンラインストレージのアプリ版は、PCのブラウザ版にはない利便性を提供します。スマートフォンやタブレットに最適化されているため、直感的な操作でファイルを扱えるのが大きな特長です。ここでは、アプリを利用する主なメリットを3つ紹介します。
場所を選ばずにファイルへアクセスできる
最大のメリットは、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもファイルにアクセスできることです。営業先で急に資料が必要になったり、移動中の電車内でプレゼン資料を確認したりと、時間や場所の制約を受けずに作業を進められます。これにより、ビジネスのスピード感を損なうことなく対応できます。
写真や動画を自動でバックアップできる
スマートフォンのカメラで撮影した写真や動画を、自動でオンラインストレージにバックアップする機能も便利です。この機能を設定しておけば、手動でファイルを移す手間が省けるうえ、スマートフォンの容量不足を解消できます。また、万が一スマートフォンが故障したり紛失したりした場合でも、大切なデータを守ることができます。
オフライン環境でもファイルを閲覧・編集できる
多くのアプリには、指定したファイルを端末内に一時保存し、オフライン環境でも閲覧・編集できる機能が備わっています。飛行機の中や電波の届きにくい場所でも作業を続けられるため、ビジネスチャンスを逃しません。編集した内容は、次にオンラインになった際に自動で同期されます。
オンラインストレージの選び方
数あるオンラインストレージアプリの中から最適なものを選ぶには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、利用目的やセキュリティ、操作性の観点から、選定基準を解説します。
無料版か有料版か(個人vs法人)
まず、利用目的を明確にしましょう。個人の写真や文書のバックアップが主目的であれば、無料で利用できるサービスでも十分な場合があります。多くのサービスが数GBから数十GBの無料プランを提供しています。
一方、ビジネスで利用する場合は、セキュリティ機能や管理機能が充実した有料版の選択が推奨されます。有料版では、大容量のストレージに加え、アクセス権限の詳細な設定や操作ログの管理、法人向けのサポートなどが提供され、安心して業務データを扱えます。
セキュリティ機能(生体認証、端末紛失対策)
スマートフォンは紛失や盗難のリスクがPCより高いため、セキュリティ機能は重要な選定基準です。アプリの起動時にパスコードや生体認証(指紋・顔認証)を要求する機能があれば、第三者による不正なアクセスを防げます。
法人利用では、さらに高度なセキュリティが求められます。管理者が遠隔で端末のデータを消去できる機能(リモートワイプ)や、特定の端末からしかアクセスを許可しない端末認証機能など、万が一の事態に備えた対策が整っているかを確認しましょう。
操作性と機能(スキャン、自動同期)
日々の業務でストレスなく使うためには、アプリの操作性が重要です。ファイルのプレビュー速度やアップロード・ダウンロードのしやすさなど、直感的に使えるインターフェースであるかを確認しましょう。
また、アプリならではの付加機能も比較のポイントです。例えば、スマートフォンのカメラで撮影した紙の書類をPDF化できるスキャン機能や、特定のフォルダを自動で同期する機能などがあると、業務の効率がさらに向上します。
【比較表】アプリ対応オンラインストレージ一覧
ここでは、主要なアプリ対応オンラインストレージの機能を一覧表で比較します。各サービスの特徴を把握し、製品選びの参考にしてください。
【ビジネス向け】おすすめオンラインストレージアプリ
法人での利用には、高度なセキュリティと管理機能が不可欠です。ここでは、ビジネスシーンでの活用に適したオンラインストレージアプリを紹介します。
Box
- 事前検討や導入支援から利用開始後の運用保守まで一貫サポート
- 他製品や利用中の既存システムとの連携についてもサポート可能
- 問い合わせ利用回数も無制限。充実したサポート体制
「Box」は、株式会社オプテージが提供するオンラインストレージサービスです。いつでもどこからでもアクセス可能な容量無制限のストレージが特徴で、事前検討や導入支援から利用開始後の運用保守まで一貫してサポートします。
セキュアSAMBA
- ユーザー数無制限!人数が増えても追加コストなしで安心
- 万全のセキュリティ対策で、機密情報も安全にクラウド管理
- 導入実績8,000社以上!安心のサポート体制で導入も運用も支援
株式会社kubellストレージが提供する「セキュアSAMBA」は、米政府やNASAも利用する信頼性の高いデータセンターを採用した純国産オンラインストレージです。iOSやAndroidのアプリに対応しています。ユーザーの操作ログを記録し閲覧できるため、万が一重大なインシデントが発生しても、記録されたログが原因究明に役立つでしょう。
GigaCC ASP
- 企業が求めるセキュリティ要件に対応し情報漏えいリスクを極小化
- ファイル共有作業や管理作業の自動化・効率化、負荷軽減を実現
- 2002年より提供開始。純国産サービスとして豊富な導入実績
「GigaCC ASP」は日本ワムネット株式会社が提供しており、iOSアプリ対応のファイル転送・共有サービスです。スマホやタブレットによるファイル転送や共有において、パソコンと変わらない信頼性が特徴です。ウイルスチェックや不正アクセス防止などのセキュリティ対策や管理機能によって、安心して利用できます。また、一度の認証でWebもアプリもログインできるシングルサインオン環境の構築により、利便性の高さも向上するでしょう。
DirectCloud
- 取引先とのファイル共有が簡単でセキュア!
- ユーザー数無制限!定額制によるコスト削減
- 業界最多のログ取得が可能!強固なセキュリティ対策
株式会社ダイレクトクラウドが提供する「DirectCloud」は、強固なセキュリティと詳細な管理機能が豊富な法人向けクラウドストレージサービスです。iOSやAndroidのアプリでも利用できます。ファイル送信前に上長による承認や、データのアクセス認証・制限、有効期限など詳細な設定により、情報漏えい対策の強化につながるでしょう。
【個人・無料向け】おすすめオンラインストレージアプリ
個人のデータバックアップや小規模なファイル共有には、無料で始められるサービスが便利です。ここでは、個人利用や無料プランが充実しているアプリを紹介します
Google Drive (グーグル合同会社)
- 文書やスライドを共同編集可能!チーム作業を効率化
- プラン次第で容量無制限!大人数での共有も可能
- AIを活用した高度な検索機能を搭載!情報が埋もれない
OneDrive (日本マイクロソフト株式会社)
- バックアップやウイルス対策などセキュリティ機能が充実!
- モバイルアプリで撮影すれば紙文書をPDF化可能!
- Microsoft 365の他アプリと連携してさらに便利に!
Evernote (Evernote Corporation.)
- テキストだけでなく画像、音声など様々な形式で保存可能
- グループウェアと連携でさらに便利に
- オフラインでも作業でき、オンラインになった際に同期
MEGA (Mega Limited)
- エンドツーエンド暗号化でアップロード時にデータ暗号化。
- 包括的な管理機能を提供
- GDPR、HIPAA対応のセキュリティ機能
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オンラインストレージを利用するうえでの注意点
ここではアプリ対応サービスをはじめ、オンラインストレージを利用するうえで注意したい点を解説します。利点の多いオンラインストレージですが、下記のような点には気をつける必要があります。
データ容量が適切か確認する
オンラインストレージを契約すると、ユーザーに規定の容量が貸し与えられます。自社に必要なデータ容量と、契約したプランの最大保存容量が合致するかを確認しましょう。
オンラインストレージに何を保存しどのように活用するかは、利用する企業や人によってさまざまです。大容量のファイルを保存する場合もあれば、ちょっとしたメモ書き程度に利用するだけかもしれません。
使用用途によって契約すべきストレージ容量は異なります。一般的に、保存容量が大きくなればなるほど金額が高くなるため、適切な料金プランを選択するのが重要です。また、アクセス可能なデバイスについてもあわせて確認しておきましょう。
データ移行が簡単にできるか確認する
現在使用しているファイルサーバからのスムーズなデータ移行が可能かどうかも重要です。データ移行を自社で行う場合、正確性や時間的な面で問題が生じやすいためです。
データ移行作業に不安がある場合は、データ移行を代行してもらえるオンラインストレージサービスを利用するのがよいでしょう。無理に自社で行うより、経験豊富なプロに任せた方が長期的な負担は軽くなる傾向があります。
必ずセキュリティ管理を行う
オンラインストレージサービスを活用する際に、機密情報をアップロードする場合は、特にセキュリティのリスクに注意が必要です。
有料のストレージサービスであれば、しっかりとしたセキュリティ対策が期待できます。しかし、無料オンラインストレージはある程度の自己責任が要求される場面もあります。自社が契約するサービスのセキュリティレベルを把握し、外部からの攻撃やサーバダウンに備えておきましょう。
オンラインストレージ導入の注意点についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。対策方法も解説しているので、オンラインストレージを適切に活用するための参考にしてください。
オンラインストレージアプリのよくある質問
ここでは、オンラインストレージアプリの利用を検討する際によくある質問とその回答をまとめました。
Q1. オフラインでもファイルは使えますか?
A1. はい、多くのアプリで利用可能です。あらかじめ特定のファイルやフォルダを「オフラインアクセス可」に設定しておくことで、インターネットに接続していない状態でも閲覧や編集ができます。編集した内容は、次にオンラインになった際に自動で同期されます。
Q2. スマートフォンを紛失した場合、データは安全ですか?
A2. 適切な設定をしていれば、安全性は高められます。アプリにパスコードロックや生体認証を設定しておくことで、第三者による不正な閲覧を防げます。法人向けサービスの場合、管理者が遠隔でデバイス内のデータを消去する「リモートワイプ」機能が利用できることもあります。
Q3. PCとのデータ同期は簡単ですか?
A3. はい、非常に簡単です。ほとんどのサービスでは、PCに専用のデスクトップアプリをインストールすることで、指定したフォルダが自動的に同期されます。スマートフォンアプリで保存・編集したファイルが、即座にPCにも反映されるため、デバイスを意識せずに作業できます。
目的にあったオンラインストレージを利用しよう
アプリ版のオンラインストレージサービスを活用すれば、どこからでも容易にデータの確認が可能です。外出時にはスマホを携帯することも多いため、アプリを活用すれば別途デバイスを持ち歩く必要がなく、非常に利便性が高いでしょう。
なおオンラインストレージは、アプリへの対応のほか無料版や有料版などさまざまな特徴をもつサービスが提供されています。数多くのオンラインストレージから自社にあうサービスを導入するためには、まずそれぞれの特徴をよく理解する必要があるでしょう。以下のボタンより各社オンラインストレージの一括資料請求が可能なため、製品をじっくり検討するためにぜひご利用ください。


